一日ファーマー

今日は自然農の学びの日。
風が少し強かったけれど、カンカン照りでもなく、農作業にはもってこいの一日でした。

〇本日(6/16)のテーマ1「田植え」

自然農では6月中に田植えを行う。
※これより遅くなると、成長期が短くなり、実りが悪くなる。
種おろし(5/19)した苗床に稲が伸びてきて、ある程度しっかりしてきたところで、田んぼにひとつづつ植えていく。
※あまり小さいうちに田んぼに植えると、他の植物に負けてしまうため、ある程度成長するのを待つ。
※稲の特徴
 ・ひらぺったい(ニラのような)
 ・針のようにまっすぐ天に向かって伸びる
 ・葉が分かれたところに小さな毛が生えている
 ・もみ殻が根っこについている
 ・黄緑色
苗床は2センチ四方の間隔で米を置いていったが、田んぼには30センチ×40センチ間隔で植えていく
※苗床は他の植物が生えないよう狭い感覚で播くが
 田んぼは狭いとぶんけつ(根が分かれる、株が増えるような感じ)しなくて収穫量が減るし、広くても苗の数が減って収穫量が減る
 自然農ではこの間隔が基本

〇本日(6/16)のテーマ2「草刈り」
他の植物が根を張ると稲が根をはれず、ぶんけつできないため、収穫量が減る。日当たりが悪くなり育ちが悪くなる
ともかく田植え後から9月までの成長期は、こまめに草刈りをする
田植えをした後の1週間から10日くらい後に一度草刈りをし、最低でも2回/月くらいは草刈りをすること
稲の周り20センチくらいの草を刈ったり抜いたりする
※抜かなくてもいいのは、水から上にでていない植物は光合成できなくて死んでしまうから
※30×40センチの区画はかなり狭い、油断すると足やしゃがみこんだ時のお尻で稲を踏んだり倒してしまうので注意
※9月になると稲に稲穂がついてくる。このころになると成長期が終わり、次の世代を残すことにエネルギーを使うようになるため、 9月以降は田んぼに入らない
  

  

いつもは頭だけが疲れてしまうのだけど、今日は体だけくたびれだ。

もっか興味があるのは、海水から作る塩と、米から搾る油。
生物は海から陸に上がって来たのだから、海のミネラルバランスが一番生体にはあっているとのこと。
5月のSOPP のとき、三重県で天然塩をつくる野人さんのことが紹介されていて(今思うと、それらしい男性がいらっしゃった)、塩を舐めさせて貰ったら、まろやかな辛さで不思議な熱を感じた。あと、四国に女性でいろんな植物から油を作る方がいて、こちらも気になっています。
知多半島は海も近いし、条件はとてもよいところ。三重にも似たようなところがあるようです。

帰ってからは夕飯作りでバタバタ。
一日中よく働きました。
明日寝坊しませんように…

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