事業で大事にしたいこと

先日、女性に合ったセールスの仕方講座(オンライン)というのに参加した。

情に訴える系のセールスだった。
感情に訴えるといっても、経験に裏付けられたお話しなので、なるほど、と学びになるところもあった。
最終的に高額セミナーを売り込まれたが、もう疲れていたので(四時間拘束された)、一息つきたいといってその場を離れた。
結局申し込まなかった。

人の思考が麻痺するまで拘束するやり方や、事業には決断が大事!今決断して!と締めくくるあたり、従来のセールスのやり方だった。
かつ、個別コンサルの担当になった人の目が怖くて、獲物をみる目付きだったので、こんな風には成りたくない、と思ったのがお断りの決定打だった。

仕事は、自分や自分の仲間だけが儲かればいいものじゃない。
仕事は、困っている人を助けること、
持続可能な事業家として、人に愛される存在になること、
だと思うのだが、

なかなかそういう風潮ではないらしい。

私がタイに惹かれるのは(ドラマしか観てないけれど)、日本が忘れてしまったものがまだ残っている気がするから。
形は雑なところがあっても、皆が和気あいあいとやっていこうという空気を感じる。作り笑いでない笑顔に会える。

タイも経済成長期で年々変わっていると聞く。
でも人情味のあるところは変わらないでほしい。

少し恐い思いもしたけれど、自分にとって何が大事で譲れないかを見つめ直したよい経験だった。

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