ライティングのススメ

京都芸術大学一日体験「文芸コース」というのに参加しました。
そこで思ったことを書きます。

振り返ってみると、大学時代というのは、とても貴重な時間だったと思う。
社会に出てからは 、最短で効率的に成果を上げなければいけない、という思考回路に染められる。
大学のころは「こんなのめんどくさいし、関係ないし、興味ないし」と思っても、その課題を通して考えることや行動することが身についたり、他の思考回路ができたり、競争ではないから、単純に他人の興味や関心を尊重したりすることができる。
専門学校ではそうはいかないだろう。
今の生活は専門学校的で、スキルは育っても深みというか、内面的な成熟は難しいような気がする。
(専門学校生、専門学校卒の方々、そんなことなかったらゴメンナサイ)

無駄であるということは必要なことだ。つまり無駄なことはない。
社会人ほど、プロになることを目的としない活動が必要なのかもしれない。

小説の書き方。

1.他人の中に入って自分を見て、他人がどう感じるか思っているかを表現してみる。
2.いろんな設定の人物をその状況に置いてみて、どう感じるか思っているかを表現してみる。
3.普段からこの人は何を思っているのだろう何をしているのだろうと妄想してみる

小説を書くとは
いきなり物語を書くことではない。
そういったひとつひとつのパズルのピースを組み合わせて世界を作りきること。

小説を書くことで
自分の感情から切り離されて物事を冷静に俯瞰できるようになる。
日常がつまらなくなくなる。
何があってもネタにできるタフさが身につく。

プロになる云々は置いておいて
生涯かけてひとつくらいは書いてみたいかなぁと思う。
もう働かなくてよくなったとき?
働けなくなったとき?
そんなことができたら救われるような気がします。

おすすめします。

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