マンガ考「のだめカンタービレ」

今朝は子供の心を優先して読書にふけってました。
祈りもせず。
自分に課題を課し、それができなければ生きていけないとでも思っていたのか。
起きられなかった。
疲れていたんだなぁ。

最近「のだめカンタービレ」を読み直してました。
同じ作品でも読む時によって響くところが違うのが面白い。

みんな人に嫉妬することがあっても
崖っぷちでも
正直に、希望を求めて、おかれた立場で自分はどうするかを決めて生きている
みんな個性的で魅力的
中身を濃く描いているからみんな個性的に見える。

今は自己演出が激しい時代のような気がするので、
人の中にいても何も話せなくなるけれど
(裏を探ってしまう)
このマンガを読むと素直になれていい。

個人的には黒木くん&ターニャが好き。

自分にいろいろあっても
みんなそれぞれいろいろあって
人を愛しく思うと
逆に自分も愛しくなる

思っていることと逆のことをいったりしたりしたとしても
人間て嘘つきで不器用だってわかっていたら
もっと赦せる
何もかも言葉で語り合わなくても
見守ることができる

こういう人間の内面を描いたお話しが好きです。

他人の人生を眺めると
すべてを受け入れる状態が整ってくる
物語を感じ取ることが養分になる
そんな気がするので、

やっぱりマンガはやめられない。