手のひらの宇宙

冷蔵庫に大きなじゃがいもふたつとブロックベーコン。
今日は「べーじゃが」を作ることにした。

「土井義晴の和食」というスマホアプリがあって、作る行程が動画配信されている。
動画なので当然土井先生のトークも入るが、これが明るくて楽しくて面白い。

「べーじゃが」動画。 
関西弁で「かわ(皮)とみぃー(身)の間」を連呼するのが楽しくて笑ってしまった。

調味料を、使うタイミングを分けることで違う役目として使う。
醤油を薄く煮詰めながら最後にもう一度入れて照りとして煮付ける。
素材を生かして全体としてバランスのよい料理や個性的な料理を作る。
このレシピは土井先生の宇宙だ。

私たちはこの手のひらを使って世界をつくることができる。
(寝たきりで創造する素晴らしい人もいるけれど)
それが創造主の喜びなのでしょうね。
会社にいる頃は喜びが小さかったな…
独りの今、創造の喜びを少しずつ味わっています。

願わくば
自然の生き物のように
人々の糧となりますように。