行動の連続性と人間の尊厳についての考察

人間が自分軸で生きているときは
その行動には連続性がある

こう思った→だから選択し行動した、というように。

もしこれが情報に踊らされている人間ならば
Aさんがこう言った→だからAを選択した
Bさんがこう言った→だからBを選択した
というように根拠がなくいつも不安だ

迷いは連続性(アナログ)を分断する

私が大学のころ心理学研究室に所属したのは
人間の心の動きに興味があったから

情報ではなく人間の心の動きを観ると
どんな行動であっても赦せてしまうような気がする

この30年間
自分以外の人が決めたことに従わなければならないことは集団であれば嫌でもあることだけど
人の価値を成果で判断し部品のように簡単に切り捨てることが堂々を行われているので
(私が知る小さな世界の中だけでも)
人間の心は置き去りにされてきた
結果切り捨てられないように、感じる暇もなくただ生きている
そんな人が多いように思う

権力を手に入れて人を支配することはそんなに有意義なことなのか
肉体を維持するためには死んだように生きていても構わないのか

そんなふうに
自分の心をあきらめることができなくて
今会社生活を手放してここにいるけれど

もう赦してしまって
何で会社を辞めたのかすら忘れてしまった今日この頃です

最近無料マンガを読んでいて、
やっぱり清水玲子さんのマンガにははまってしまう。
結果(行動)はダブーであっても
そのプロセスを語ることで作家は人間を赦しているような気がする。
彼女が作品以外で自分の思いを語っているのに触れたことはないですが
自分の作品で伝えるということは
正確には読者には伝わらないかもしれない
でもそこには読者の自由やプロセスを赦すという心もきっとあって

作品を作るということはとても尊い行為だと思ったのでした

2017年、テレビ出演されたそうですね。。観たかったなぁ。
「あきらめないで描いていたら、何か形にはなると思います」
私も自分の尊厳をもっともっと大事にしよう

↓清水玲子さんの作品紹介
人気の作品
↓清水先生のペン入れ


個人的には
「秘密―トップ・シークレット」のseason0
「22XX」
が好き。
タブーを扱った作品が多いですが、根底には人間の尊厳を守ることの大切さを訴えているように思います。
そして今の世界の価値観を疑う隙間を作ってくれます。
私よりも年長の方の作品は、地肉の通った力強さとか包容力とか一貫性を感じます。
多分とても地球らしい視点なのでしょうが、だからこそそんなところを尊敬します。

今日は母と私の誕生日なので、墓参りに行ってきます!雨なのに。。。

追記:あまりに雨足が強いので墓参りはやめました。

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