『シェアする』ということ

私はずっとこの言葉がしっくりこなかったのですが

引きこもりになって自分の都合のよいように過ごしていると
最初は刺激的だったのに今はそんなに喜べていない

なんせ今は誰からも連絡がない毎日
しかも家族もいない
しかもコロナちゃんのお陰で予定のイベントものきなみ自粛
そんなわけなので本当に誰とも接触しない日々

挙句どうなったかといいますと

パソコンに向かっていると時折ネットサーフィンしますが
先日は地域のコミュニティ活動をしている団体のことを調べていました
今朝は「もう起きなくてもいいかなぁ」なんて思っている自分がいて
「あ、やばい、移行(あちらの世界へ)しそう」と思いました
昨日はふと見上げた空のお月さまを写真にとって
この景色を誰かに見せたいな、と思いました

結局のところ人って、シェア(共有)したい生き物なのですね
自分のための時間を持つのも
自分のためというより
誰かと繋がるためのネタを探しているのかもしれません

シェアという言葉に抵抗を感じていたのは
「単に自己主張したいだけなんじゃないの」と思っていたから
確かにそういう人もいたかもしれないけれど
(企業のCMはまさにそれですもんね)
根っこは「ワンネス(もとはひとつ)」だからこそ
自分の時間、得意技、趣味などなど、シェアしたくなるんじゃないかと思いました

そう思うと
以前は仕事ってやらされている感がありましたけれど
みんなで大きなことをシェアしてやっているわけで
みんながそういう意識に目覚めると
会社も過ごしやすくなるんじゃないかと思いました
フラットな関係ですね

ネット依存とかスマホ依存とかいうものがどういうものかわかりませんが
きっかけが欲しい人には便利なツールだと思います

祈りはいのちの共有
仕事はテーマ、時間、社会的役割の共有
趣味は共有するハートを養う時間
自分の時間も仕事もバランスを持ってやればよい

そんな心境です

このところ体温が低くて寒くてしかたなかったのは
多分「もう起きなくていいかな」が原因ですね
きっと、よくなる

おしまい

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