氷が溶けるとき
#1
偉そうに語る自分が嫌になった
カスだカスだと言いながら
そんな自分を私は後生大事にしていたらしい
カス同士が擦りあって神を現していくプロセスなのだから
しんどくても仕方ないね
#2
現れの中にも神はいる
だからあまり自分を否定しないで
#3
今割りと一緒に仕事をしている人は
ちゃんと会話するし仕事を人に押し付けたりもしない
考えを交換しあいながら作り上げていく感じ
久しぶりに
「共同作業しているなぁ」
という実感を持ちながら仕事をしている。
何にも気にせず話ができる稀有な方です。
この人以外はいい加減なことを平気でいうし
大抵不機嫌なので
近くにいると虫酸が走るような嫌な気持ちになります
人と一緒に仕事するの苦手、みたいな話をしたら、
そういう風に自分を持っていこうとしているように見える
と言われてすこしギクリとした
私の内面をみる人なんて回りにいないと思っていたから
一緒に残業して遅くなって
駅まで一緒に帰った
人と並んで急ぐでもなくお互いを感じなから歩く
(色気はないけど)
久しぶりのことだった
空気のような人
こういうのも好意って言うのかな
会えなくなってもきっと彼のことは忘れないけれど
向こうも少しは好意を持っていてくれるかな