私が田んぼへ行く理由

昨日の稲刈りは地味に大変でした。
でも、カエルやバッタがびょんびょん跳ねているのが楽しかったし、稲の林の中しゃがみこんで仕事していると、なんだかかくれんぼしているみたいで面白かったです。

自然農をされる方は皆さん真面目でストイックです。
例えば綿を栽培して糸を紡いで機織りして染色して服にするとか、お米や野菜は自給自足してお味噌なども作る、そういったことを大事にされるしお好きなようです。
彼らから見たら、私は問題意識もないよくわからない人なのかもしれない。
でも実際はそんなことはなくて、この世界に合わせても完全にはならない、腑に落ちないから、完全なやり方を求めて今に至っています。
私も昔は彼らのような生活に憧れていました。でも、どこかで妥協しなくちゃならない。完全に自由にはなれない。永遠に幸せではいられない。だから結局のめり込めないのだと思います。
田んぼを来年続けるかどうかはわからない。遠いので…。でも自然と交流するために続けるかもしれないです。

こんな風に思えるのは、憧れに留めないで実際に行動してみたからですね。
自分のなかで曖昧だったものの答えを見つけたように感じています。

皆が自分なりの幸せを求めて生きたらいい。
世界人類が平和でありますように。

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