台風19号にまつわるあれこれ

台風が過ぎ、快晴の青空。
キンモクセイの香りが漂い、秋が深まったように感じます。
このところ台風が過ぎると、自分の中がどんどんすっきりと軽くなっていくように感じます。

これまで台風が来ると、「痛み少なく通りすぎてくださいますように」と祈ってきました。
でも、台風は人間が地球を汚し傷つけたから成ったもの。地球がスムーズに次元上昇できるよう神々がお浄めなさっているのであって、私達がしたことが私達に返ってくるだけのことなのです。
自分たちがしたことは自分たちが引き受けなくてはならない。
本来はそう心して受け止めるべきなのです。
実際に被災された方は、何故自分たちが、辛い、悔しい…と思われるかもしれません。そして被災しなかった人は、ああ助かった、と、どこか他人事のように感じているかもしれません。
どちらも本当のことを知らないからそう思ってしまう。
何故年々災害が多く酷くなっていくのか、何が起きているのか、何ができるのか。災害に備えて食材や水を蓄えるとか、ボランティアするとかよりも、優先して探求すべきことだと思います。
地球上のどこに逃げても安全な場所などないのです。
人間が天災を作っているのだから。

昨年の台風の時は家に留まりましたが、夜の強風はやはり恐くて、でもどうしようもなくて、ひとり我慢して布団に潜って過ごしました。
今年はもう「頑張ることないや」と思い、家のことは心配もあったけれど、避難することにしました。
金曜日は定時で帰宅後、断水や停電に備え、水や簡単な食材を求めてドラッグストアやスーパーに足を運びましたが、既にありませんでした。パンもお惣菜の類も空っぽ。仕方なくカップ麺をいくつかと、調理できるようにガスコンロを購入しました。ガスコンロは2つだけ残っていて、もう一人の方とひとつづつ分け合いました。この方が、圧力鍋なら調理に時間がかからないよ、と教えてくれました。

土曜日は窓ガラスに養生テープをはって洗濯をして、家の表側に土嚢を積んで、暫く入れなくなるかも?と思いお風呂に入りました。その後浴槽や洗濯機に水を張り、鍋やボウルに飲食用の水を貯めました。加熱しなくても食べられるバナナやお菓子、先日購入したジャーキー、水分、少しの着替え、懐中電灯、五井先生のご著書をカバンに詰め込み、ブレーカーを落として避難所に向かいました。

13:00に入所。避難所で過ごすなんて初めての体験なので、すこしわくわくもしていました。
身の安全を確保したら気持ちに余裕ができて、避難所の部屋から窓の外の景色を眺めて祈りました。
両手や白い光で家や日本を包み込んで守ったり、台風も動物さんをイメージしてなでなでしたり、ああお浄めなんだな台風さんありがとう、と感謝したり、印を組んだりしました。
私の他には達者なお婆さんがひとり見えて、二人で外を眺めて話をしていました。でも、テレビやスマホで観る限り、東海・関東地方直撃で最大風速60メートルと報道されていたのに、 一向に風や雨脚が強くなる気配がなく、夕方になって、雨の注意報が解除され、風ももう酷くなることはなさそうです、と言われ…。せっかくだからと、お婆さんが持ってきたカップ麺をすすって帰ることにしました。
結局最後まで二人しかいなくて、ちょっと恥ずかしいね!いや、私たちが来たからこれで済んだのよ!などと話して、ご近所の方だったので車で送って帰りました。

しかし、何事も経験。次回はもっとスムーズに避難できるぞ。と変な自信がついた、この度の体験でした。

テレビで見ると、やはり被害の大きなところもあり、複雑な気持ちもありますが、すべては自分の中にある波動の現れ、と捉え、一層祈り、波動を高めていこうと思います。それ以外のことはもはや何も重要ではないです。もう苦しみや悲しみを見るのも体験するのも懲り懲り。波動が高まり神聖に目覚めれば、すべてよくなる、思いのまま、なのですから。

そんな訳で今日は圧力鍋に慣れようと(倉庫に眠っていた)、ポトフを作りました。
鍋の中の様子が見えないから、なんだか料理している感じがしない??
美味しかったけどね。

皆さんも現実からきっと様々なことを学ばれるのでしょう。どうか外の世界ではなく自分の内側を見つめ、神聖に目覚める(悟る)ことができますように。

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