女性性と女子力

最近職場のリーダーが体調を崩しがちで、見ると無理をしているのがわかるので、こちらも胸が痛みます。
仕事は一層難しくなるわで、どうなることやら、、、という感じなのですが、といって、私も無理はできないし、
リーダーのことも最近はなんとなく心にかかって、祈っている感じです。
いつもこんな気持ちでいられたらよいのですけど。反発することも度々あります。

最近、なんだか自分の中の女性を強く感じます。
以前と違って、無理ができなくなった。仕事で成果を上げることに興味がなくなった。
自分がすることに興味がなくなった。人の話を聞いたり見たりして、自分だったら、、みたいな評価をしなくなった。
ただ受け止めるだけ、になった。多分、柔らかく、やさしくなった。

といって、別に料理が上手になったとか、おしゃれになったとか、そんなことは全くなく、むしろ、一向に飾らなくなった。
でも自分の中の女性を意識するようになってから、そうか、私は周りからみたら女性なのだな、なんて、ちょっと忘れていた感覚を取り戻しました。

ところで、世に言う「女子力のある人」、というのは、自分の思い通りにするのが上手な人、という意味で、男性的な気がするのは私だけでしょうか。
それは女性性とは真逆のような気がします。
そして世間の男性は意外にも男性的な女性を好む、ような気がします。

こういう傾向は、私の感覚では、男女雇用機会均等法とかいうものができて、日本がどんどん外国の物ややり方、人を取り入れるようになってからのような気がしています。
そりゃあ昭和の時代は男女差別がありましたけれど、男性と女性が一緒のことをする必要はありませんでした。
今は職場など男性と同じであることを求められます。
それはそれで歪んでいると思うのです。
日本の企業はやはり男性性で支配されているのです。
すべての職種がそうではないでしょうけれど。
男性と違うことをして、それがお仕事としてなりたつのが、本来の姿のような気がします。
昨今は女性性、という言葉を耳にすることも多くなりました。
さて、10年後の世界は、私はどうなっていることやら、楽しみです。

前の記事

再見!

次の記事

秋空