平和の国を作ろう

何もする気が起こらない。
食欲もあまりわかない。でもないわけじゃない。
ただ台所に立つ気があまりしないので、
野菜ジュースを作って飲んでいる。

日常が突然日常でなくなる。
でも不安というよりは、今まで流されてやっていたことができなくなった、ような気がする。
以前(母が倒れる前)のように、世界を力強く感じるようになってきた。
色や動きを鮮やかに感じられるようになった。

その分会社が嫌で嫌でたまらない。
よくこれまで我慢してこられたなと思うくらい。
昨日は会社をさぼって、今日も遅刻して、定時でさっさと帰ってきた。
腕が痛いしね。

何も考えずに歩いていて、ふと思った。
「目に見えるすべてのものに感謝」

そういえばこの1年くらい、
健康法だの食べ物だのにこだわってきたのに、結局こんなことになっちゃって、
何してんのかなぁと思ったのだけど、
そういえば以前の私はもっと目に見えるものに感謝できていたような気がして、反省したのだ。

これは身体によい、よくない、と分別することは、心を不自由にする。敵を作る。
分別していると、気持ちが休まらない。
なんだか疲れてしまって。
いっそすべてのことに感謝できれば楽なのだ。
食べ物もこだわりなく、ほどほどにいただく。
そんなふうに思ったら、少し身体がほかほかしてきた。

平和な世界を作る。
外の世界を変えることは難しいけれど、心を変えることは一人でできる。
専門的な知識など必要なく、誰にでもできる。
物理的に世界を変えることは政治家さんにお任せして、
私は心の中に平和の国を作ろう。
私に出会う人すべてが平和を感じることができるように。

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