種おろし
田んぼで自然農を学ぶ一日。
この日(4/21)は「種おろし」(種まき)をしました。
1.区画の草刈り
お米以外の植物を育てたくないため、種が落ちないように、表面の草刈りをする。
2.2~3センチ表面の土を削る
鍬で浅く土を削る。
上から道具を使ってプレスする
3.お米の粒を播く
一粒一粒をだいたい2~3センチ間隔になるように播く。上から少し指でプレスする
区画全体にざっと播いて、米粒を適当な配置に並べる。初心者故きっちり2~3センチ間隔に並べていたので、上からみると正方形が並んでいるよう。人の4倍くらい時間がかかって皆さんに驚かれた。
先に他の方の仕上がりを見てからやればよかった。
4.ふるいにかけた少し湿り気のある土をうっすら被せる
5.さらに藁を被せる
6.鳥に食べられないよう、ネットを被せる
のんびりランチタイムを挟んで、朝11時~夕方5時くらいまで働いたなー。
ゆるゆるとはいいながら、皆さんさくさくと作業を進めていく。
やることぜーんぶ意味がある。教えていただいたけど、途中から疲れてしまって記憶に残っていない(^^;
土を鍬で削ったりしているうちに、虫さんを殺してしまったような気がする(´;ω;`)ごめんね。
一日頭を使わず、仲間との共同作業。日常と真逆の一日で、なんだか別世界に来たようでした。
いつもはいろいろ思いをめぐらしているのですが、そんなモードにならなかった。
妄想ではなく現実の世界で過ごす。
しばらく引きこもり気味でしたが、少し地に足がついたような気がします。
ひばりが賑やかで、若葉は柔らかな緑で、みずみずしい景色の中、ゆったりと過ごしました。
それぞれができること、したいことを自分で選んでやる。強制なし。
きっとお昼ねしていても誰もなにも言わない。
こんな集い方もあるんだね。
ひとつわかったことは、農で体力がつくわけじゃないということ。
仕事と同じで同じ姿勢で同じことを繰り返すので、結構体が凝る。
一日外にいると蓄熱したように体が熱かった。
翌日有休なのをよいことに、お風呂にも入らず寝ちゃいました。
今日も貴重な体験をさせていただきました。
皆さん、地球さん、ありがとう(_ _)