ここに幸あり

自然農の学びの会 2回目

今日は先月に引き続き田んぼの溝の整備と、各自に割り当てられた区画に名札付けをした。
八の字縛り?とか言うほどけない紐の縛り方を教わる。
溝堀りを集中してやったので鍬の扱い方が少し上手くなった。

知らないことばかりだけど皆さんの話を聞いて感覚で吸収していく。
子供が感性で言葉や体の使い方を覚えていく感じ。
誰も馬鹿にしないし責めたりもしないから怖くない。
義務もない。
最低限のルールしかない。
(近隣の田んぼの方々とトラブルをおこさない、鍬など危険なものがあるのでできるだけ子供は連れてこない、等)
ここにいる間はみんな安全だ。

昨年なにげに埋めておいた里芋が種芋となって立派に実っていた。
思いがけず里芋をお土産にいただいた。
これを恩恵といわずなんと言おう。

私には自然農に繋いで下さった師匠がいる。
師匠に理屈や農具の扱い方を聞くと惜しみ無く教えてくださる。
ありがたいことだ。

学びのプレゼントがもうひとつあった。
DIY 体験講座。
常滑に冷凍物を運搬する車の倉庫部分を改造して住んでいる女性がいる。
彼女の家の外にトイレを作るというワークショップ。
お金を払って家を作る学びを買う。
お金をもらって家を作って貰う。
今までの常識では考えられない価値観。
素人が(もちろん指導者はいるけど)造るのだから完璧ではない。
でも完璧である必要は全くない。

師匠は言った。
約束のない日はこの上なく幸せだ。
食べること寝ることと自由を保証してくれるならお金なんかくれてやる。

私はまだまだそこまで吹っ切れないけれど、
でも会社で時間と行動を束縛された毎日が嫌で嫌で堪らない(正確にはフリーであろうと働きたくない)私としては
彼のように吹っ切れたら幸せだろうなと思う。
っていうか
吹っ切らないと成就しない気がする。
冷蔵庫に住む女性は自分の願望を疑ったことがないみたい。
だからいろんなものを引き寄せるそうだ。
祈りを実践している方がここにいる。

ここに集落ができてその仲間になれたら、幸せだろうな。

なんか今日は頭を使っていないせいか纏まりがない。

最近職場で怒ってばかりいてどうしていいかわからなくなっていたから、
今日は心底リフレッシュできた。
ずっとこんな感じでいられたらいいな。

明日は会社サボるかもねー。

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