天才と奇跡

天才とは天意にしたがった人のことだと思う。

ゴッホは神界から降りてくる叡知を受けとめられなくておかしくなってしまったけれど、
ベートーベンは、耳が聴こえなくても心耳で神界の音楽を聴くことができた。
心の中には既に完璧な作品が存在しているというのに、
ゴッホには本心を妨げるような感情、執着があったのかもしれない。

職場でも得意な作業、苦手な作業がある。
嫌だ嫌だと思っているうちはちっとも( ・ε・)捗らないけれど、
受け入れるのだ、と切り換えると前に進むことができる

自分のちっぽけな感情が自分を殺すなら、そんなものいらない。
瞬間瞬間、自分の信念で選択し行動すべきなのだ。

***

職場のカレンダーの写真が、真っ白なキツネに変わった。
彼らも元々はスタンダードな茶色だったけれど、
雪に擬態して白くなったんだろうな。
きっと彼らの望みを聴いた神様が、ある日彼らを白くしたんだろう。

心から望めば、というか決めれば、人間もきっと変化する。
ただし「みんなのためによいこと」という条件が付くけれど。

明日の朝起きたら
空気中の素粒子を合成してあらゆるものを作り出す能力を与えられていて、もう食べるために動植物を殺さなくてもよくなる
とか
地雷や戦車、戦闘機が動かなくなる
とか
原発が停止する
とか
ジャンクフートが無くなる
とか
パスポートが無くても自由に国境をまたげる
とか。
でもやっぱり根本は、人間の頭の中から悪意が無くなることだろうな。

神様には一分のおまけもない
もし1パーセントでも「そんなの無理」と思う心があったら
実現しないだろう。

明日の朝目が覚めたら、奇跡が起きますように。
そのためにも日々瞬々、一心に祈ろう。

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