ワークショップ

以前、ボランティアで成り立つ世界になればいいと書きましたが、そのひとつの可能性として「ワークショップ」という在り方を紹介しようと思います。
何かが欲しい時、誰かに労働・時間・物を提供していただくために対価としてお金を払います。こうして経済が循環しています。
お金を持つことが前提となる仕組みです。

ですがワークショップとして学び・体験の場を提供すれば対価として支払うお金を必要としないこともあります。
例えば、みんなでピザ焼き釜を創るワークショップなど。参加者が参加費を出し合い、そのお金を材料費等に当てる。
持てる知識・お金・時間・機会を提供しあって誰かが必要なものを形作っていく。

お金ありきの視点とは立ち位置が違い体験や心の豊かさを求める在り方で、ボランティアに通じるものがあります。
皆で小屋を造ったり古民家を再生するワークショップなどもあります。
お金から全く自由になれるわけではありませんが…。

天災や衛生上の観点から法律で定められた基準があり、実現出来ないこともあるかも知れませんが、いざというときのための生きる力を育み、かつ人との繋がりありきの仕組みを創ることで個人の幸せを優先する国へと変わってゆけるかも知れません。

心ある方々が心地よい生き方を模索していくうちに自然にこんなムーブメントが起こってきたのでしょう。
改めて心地よい在り方を模索すると共に、日本各地で行われているワークショップの情報を集めてみるのも面白いかなぁと思いました。

教訓:
心地よい在り方を追及すれば、在るべき姿になれる
提供する立場であることを意識する

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