Cry for the moon

”もう生きてても仕方ない”
そんなふうに思うときが今も時折ある

自分のやりたい事があって
それをやっていける人はいい
私はそれが見つからなくて
こんなふうに心を辿るばかり
ただ誰かが必要としてくれればいいなぁと思う
そばにいさせてくれたらいいなぁと思う

でも今のところ
誰も私を見つけない

そんなとき時月を見上げると
体中心中に染み渡るような暖かさを感じる

いつもいつも
たとえ姿が見えない時も
私はあなたを知っていますよ
いつも見ていますよ
と言ってくれているようで

穏やかで暖かな
分け隔てなく地上を照らす光
あなたを見上げるこんなときだけは
分かれて在るのもよいものだと思う

孤独だから愛しい
愛を知るために私たちは分かれた

そう思えば
ひとりでいることも耐えられる
寂しいのにはかわりないけどね

※「Cry for the moon」=「ないものねだり」

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