つながりあう世界×閉鎖された管理世界

植物も動物たちも
自然という大きな営みのうちに
互いに戴いて与える
そのサイクルの上で生きている
それは無限に続く循環のよう
人間だけが人間の構築した
横の繋がりのない閉ざされた仕組みの中で生きている

この根本にあるのは

“不信”
自分に対する不信
他人に対する不信
自然に対する不信
ではないだろうか

一体いつ”不信”は生まれたのだろう
そういえばイブをそそのかした蛇は
“不信”の象徴ではなかったか

有限なこの世界
不信が物足りないという感情を生み出し
もっともっとと多くを望んだ結果対立が生まれ
支配するものされるものが生まれた

根本的には個々の意識を変えなくては
世界は変わらない
政治家が小手先の策を練っても
不信をもとにした行動が実を結ぶはずがない

人間はもっと自分の直感を頼りに
信じられるものを辿って辿って生きるべきなのだ
たとえ生活は不便になり刺激は無くなっても
きっと
自分を生かした他を生かしたという
心の豊かさ平穏さを取り戻すんじゃないだろうか

刺激か平穏か
どちらかを選べと言われたら?
人類はどちらを選ぶのだろう

争いの絶えないこの世界で

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